笹の徒然なる日々

日々考えたことを綴ります

医師会と戸敷市長の「良好な信頼関係」とは?

宮崎市長選挙は1月21日告示、28日投開票ということで、激しい前哨戦が行われています。今日は町中に貼り出されたポスター、戸敷市長と白衣の男性(宮崎市郡医師会 会長の川名隆司氏)が握手で写っているポスターについて、興味深い話を聞いたのでまとめておく。

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情報源は元国会議員秘書の友人。彼によれば、医師会などの団体が市長に推薦を出すのはよくあることだが、こうした街頭に貼り出されるポスターに医師会の会長が顔写真を出して全面的に応援するのは前代未聞とのこと。
(そもそも市長選挙でこうした2名が写っているポスターが貼り出されるのも異例らしい)

 

宮崎市郡医師会のブログを調べてみると、昨年末12月29日に会長の川名隆司氏からの年末の挨拶が載っていた。ちなみにタイトルは「忖度」である。

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川名氏は、ブログの中で自身の写真が掲載されたポスターとのぼりについて言及し、宮崎市との「良好な信頼関係」を重視することを宣言している。なぜ、医師会はここまで全面的に戸敷市長を支援しているのか。

 

私がお世話になっている40代の開業医の方によれば、医師会の中でも戸敷市長を推す声と、医師で元県議の清山とものり氏を推す声があったらしい。しかし、医師会上層部はこれまでお世話になった戸敷市長との関係を重視し、清山氏に対して立候補を取りやめるよう相当な圧力をかけたらしい。

こうした話を総合すると、

宮崎市郡医師会の上層部は清山氏の立候補を止めたかった
※戸敷市長の選対本部長である山村善教氏は医師会副会長

②清山氏に種々の圧力をかけたが、清山氏は立候補を表明
山村氏が清山氏を執拗に攻撃するのはこの辺りに理由があるのか?

③戸敷市長との「良好な信頼関係」に黄色信号

④医師会として戸敷市長への全面支援を内外に知らしめるために
 医師会長の川名隆司氏との握手写真のポスターを作成

 

 

という流れではないか。

宮崎市郡医師会は宮崎市郡医師会病院を運営している。
元旦のブログに、平成32年度完成予定ということで、新しい病院ができるイメージ図が貼ってあった。

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新聞で見かけたことあったな、と思いながら
宮崎市郡医師会病院 新設」で検索したところ、

日刊建設工業新聞 » 宮崎市郡医師会/病院移転建替(宮崎市)/ECI方式、17年度早期に施工予定者公募

の記事が出てきた。

建設地は宮崎市柏原地区。

市が建設地を確保し、建物は医師会が建設する。


市議会の議事録によれば、造成工事の事業費は36億8千万円という巨額の税金が投入されることになっている。

ちなみに柏原地区というのは、戸敷市長の出身地、生目にある地区である。
政治家というのは、育った場所を良くしたいという気持ちから出身地を贔屓するようなイメージがあるが、現市長の出身地が建設現場に設定されたのは、市長の意思か、それとも忖度なのか。
そして36億円以上の費用が市税でまかなわれているということは、医師会からすれば大きな「借り」になるのではないか。

人間関係は複雑で、いろいろな立場があって社会はまわっている。
病院が不要だと言うつもりはないし、なんでも「しがらみ」といって批判するつもりもない。


しかし、今回の宮崎市長選挙における、医師会の戸敷市長への全面支援には、いささかやり過ぎの印象を受けるのは私だけだろうか。